1.五十音(仮題)
アルバイト、正社員、部長、社長・・・そして社鬼のキャラクターを、それぞれがクルクル回りながら演じるというなんとも忙しいコント。『レストランそれぞれ』みたいな感じですかね。
五十音の教材ポスターを作っている会社で、その五十音にあてはまる単語が現代にあっていないということでそれをリニューアルしようというお話。新しいものをということでアルバイト(片桐)と正社員(小林)の2人は色々なアイディアを持って部長(片桐)に持っていくもののことごとく却下され、次に浮かんだのは“ドラマチック五十音”。五十音をひとずつあいうえお作文のように使い、なおかつドラマチックな展開に持って行くというもの。なんとかこの案は部長に許可してもらえたものの、今度は社長に却下され・・・するとそこに現れた会社の鬼と書いて社鬼(シャキ)と名乗るものの姿が・・・
ちなみにドラマチック五十音とは・・・
さ→3組に転校生がきたって?
し→しらね!
す→すっげー可愛いって?!
せ→せっかくだけど、俺、今サッカーにしか興味ねぇし
そ→そっか・・・転校生か・・・(予感w)
た→大変だ~!
ち→遅刻する!行ってきまーす!
つ→連れてってって・・・君・・・
て→転校生・・・?!
と→隣の家?!(芽生えるw)
みたいなーな(笑)だいぶあやふやですが。
こんな感じにドラマチックに展開する五十音。すっごく面白い(笑)
他にも五十音全てに同じ言葉をつける!というものもあり、「んこ」を付ければ・・・
あ“んこ”
い“んこ”
う"ん・・・おぉーっと待て待て待てwww
みたいなーな(笑)
2.同音異義語(仮題)
これはちょっとアンジャッシュのコントみたいな感じかな?ちょっと説明しづらいコント・・・
同じ言葉でも意味が違う言葉を集めたすれ違いコントと言いますか。
でもまったく違う世界のお話なのに、見事なまでに話がかみ合う!!!!
4パターンあったけど、やっぱり1番面白かったのは最後の携帯電話とカレーのお話かな。
最初笑いどころがまったくなくて、あれ・・・?って感じだったらなんとまぁそうきたかと(笑)全て同じような展開にはもっていかないわけですね。憎たらしいわ~(笑)
3.透明人間(仮題)
凄く難しい話でした(笑)なんか、数学の証明問題ってあるじゃないですか、それを言葉で進めてるって感じのコントです。
赤信号は止まれ、青信号は進めという信号の常識を、言葉巧みにその常識をひっくり返してみたり。そんな小林の話術にまんまと丸め込まれる片桐。
「おまえってどんな理不尽な条例が出ても従うタイプだな、例えば・・・」(実はこの言葉が次のコントに繋がっているのだ!)
そんな中、いつの間にか透明人間はいるかいないかという話に。小林の透明人間はいるという意見に、見たことがないからいるわけがないという片桐だが、またもや言葉巧みに言いくるめられ、いつの間にか自分が透明人間になってしまう。そこで立場逆転。同じように小林を言いくるめようとするがウタウダになり、なんだかんだで結局透明人間の存在証明は成立しない。
「ま、どーしてもそ~なっちゃうなー」
・・・ずいぶんテキトーなあらすじだからよくわかんないなw
でもこれ説明しづらい・・・けどめっちゃ面白かったです!2人とも自由な感じだし(笑)なんかちょっとあれかな、『心理ゲーム』に似た感じ。イスを並べて会話してるところとかね。
4.条例(仮題)
眠そうにしている小林に声をかける片桐。小林は片桐に、眠いから何か目が覚める刺激をくれと頼む。
片桐、「小学生男子100人に聞きました。おまえの妄想はなんですか?」
3位、2位と答えを言い、1位はなんだったかと小林に聞くが答えははずれ。
1位はエロい姉の存在。おぉ、目が覚めた、という小林。
残業が続いているため慢性的に寝不足だという小林に、たまには生き抜きも必要だと飲みにさそう片桐。が、金欠なため行けないという小林に、いい話としてペットショップに強盗に入る計画を言う。うまくいったら・・・という言葉に小林、「よし、頑張ろう」
という話を基本に、次々と出される条例に従って会話が進められていくというコント。
ひとつ前の透明人間でチラチラ出ていた条例がここでは執行されてしまったんですね(笑)
・短歌条例
575で、まさに短歌を詠むように会話が進む。
・ハリウッド条例
オーバーアクション。アメリカコメディにありがちな世界を模して会話。
・うやうや条例
うやうやに、丁寧なお言葉で三つ指ついての会話。
・ミュージカル条例
会話が全てミュージカル調。
・言葉禁止条例
全てがマイムで行われる。
とりハリウッド条例とミュージカル条例がツボwww
自分だけじゃなくみんなツボみたいで、笑い声で台詞が聞き取れないこともしばしば。
でもハリウッド条例は最近ディランばっか見てたから、頭ん中なだぎさんがもやもや出てきちゃって消すのに一苦労でした(笑)ミュージカル条例はおぉ!っとなるところもあったけど、結局笑っちゃうなーw
5.ゴールデンボールとジョッキー(仮題)
かなりリアルな馬の被り物をした小林さん(GB)と、そのジョッキーという役柄の片桐さん(マサカ ジン)。
とりあえずたかしと父さん、ギリジンみたいな片桐さんが1人で動き回るというコントです(笑)
相変わらずどこまでが台本でどこまでがアドリブなのかがわからない作品ですなw
でも最後に「全て台本通りってことじゃ~い!」って言ってたけどw物の本によるとね、笑
6.銀河鉄道の夜(仮題)
これは・・・説明しない(笑)言葉にするのは難しいし、主観で書いちゃいけないものだと思うし。
でもまぁ題名でほとんど言っちゃってるようなもんだけどwww
たぶんきっと銀河鉄道の夜が元ネタですね。
登場人物の名前もカネムラさんとトキワだし。カネムラ=カンパネルラで、トキワ=常盤=ジョバンニってとこかな??常盤のほうは気付いた時感動した(笑)
これが最後のコントだったのですが、やっぱりラーメンズらしいというか・・・最後は最後でなんだかスンとした空気に持っていってくれます(褒め言葉)
結構このコントはそれまでのお話しの繋がりが見えるコントだったので、1回見ただけじゃわからないことも多そう。
カーテンコールはあっさり気味に4回ほど。あれ、3回だっけな?あやふやw
いやぁTEXT初見、めちゃくちゃ笑わせていただきましたけど・・・
難しいわっ!!!!
付箋がありすぎてなんだっけ、なんだっけ、ってのが多々ありました(笑)
ダメだなぁ~全神経集中して見ないと聞き逃しちゃうよ~
でもまぁまだ1回目ですからね、あと2回あります。夜公演はさらに面白くなりそう!
しかも最前ですからね!!昼公演で座る前にちょっと座席見たんですけど、近すぎて息出来るのか不安になるくらいの場所でした(笑)たのすぃみぃ~
続く。
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